るいチャンにプレゼント🎁

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『藍、自分の食っただろ?』 「…コレも美味しそう…ダッタカラ」 (お前、血糖値大丈夫か?) そんな心配を知ってから知らずか、涎でも垂らしそうな顔で手元のケーキと俺の顔を見比べる。 (どんだけ甘党なんだよ、お前は…) とはいえ、俺も大概コイツには弱い。 『折角、わざわざ涼介が用意したんだ…』 そこまで言って言葉を切ると、耳と尻尾を垂らしてシュンとする藍。 (……ったく) 『一口寄越せ、後はお前にやるから…』 現金な可愛い恋人は、内心相当嬉しいくせに ――― ひ、一口だけだからな! そう言って俺の隣に腰を下ろした。 .
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