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目がその姿から離れない。
(ヤベェ…瑠一が格好いい…)
ポーッと惚けてしまっているのは自覚している。
(心ん中で思ってんのは、自由だもんな!言えるかよ、本人にんな事!)
…が、オレの口からはとんでもない言葉が飛び足す。
「まじ、格好いい…惚れ直した」
『前言撤回だ…何着てても美味そうだな、お前は…』
(は?ナニ言ってんだオレ!!…瑠一は…いつも言ってそうな事だから驚かねぇけどっ!)
オレの意志を全く無視して、身体が動く。
なのに、その脚はハッキリと意志を持って瑠一の元へと歩を進めるのだ。
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