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ぎゅっ
「───!?」
貴哉君がいきなり抱きついてきた
「俺と付き合うか?」
「ちょ、ちょっと貴哉君!?」
「冗談だ。てか喜んでる女子が居るな」
クラスの女子生徒がこっちを見て「やっぱり~」とか「キャー」とか騒いでいる
「あいつら…そんな目で俺達を見てたのか」
「た、貴哉君!離してくれないと恥ずかしいよ」
貴哉君はずっと抱きついたままだった
そして、何かを思いついたような顔をしながら僕にこう言った
「お前…抱き枕みたいだ」
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