308人が本棚に入れています
本棚に追加
「本当はね、まだ告白はしないつもりだったんだ。佐伯君が栄西君と付き合ってるか確かめたかっただけだったんだけどね」
「話してる途中に佐伯君を呼んでくるって、そっち行っちゃうし」
「なんか緊張しちゃってね、それで佐伯君の顔見たら…こうなっちゃったの」
「そうだったんだ…」
貴哉君のせいで気まずくなってしまったではないか
「私も先ずは友達からなりたかったから…佐伯君がそう答えてくれたの、嬉しかったよ。ほんと、ありがとうね」
最低だと思われた僕の発言が逆に感謝されるとは
良かった、本当に良かった
最初のコメントを投稿しよう!