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カタカタ震えだした男子は
「あっあれだよ。
俺ちょっと用事がアッハハァ」
「俺も」
とか言ってみんなバラバラに
羽「えっあ、ちょっと;」
海の影から出て手を伸ばすが
みんな僕の方を見ようとしない
グスン…
最初に声をかけてきた男子達が
“ごめんね”
とか“困らせて“と
しゅんとしたように言ってきた
僕は下を向いて
今にも泣きそうになっていた
目にはいつ落ちてもおかしくない
泣く準備OKと
言わんばかりの塩水が
海「羽咲?」
ついに
落っこちた。
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