ボクとキミとのホームルーム

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海「大丈夫?!」 みんなざわざわとしだした。 入学初日から 泣くとか。 羽「ありえん!」 羽「みんなと仲良くしたいの」 羽「ってか、淋しいの!」 みんなは大声を上げた僕に 視線を集中させた。 羽「利紅君もあまり皆を 脅かさないで下さい!」 人差し指をたてて 利紅君に説教臭いことを言う。 目を丸くして 驚いていた利紅君だったが “はいはい”と 笑って流されてしまった。 利{へぇ。面白い子} 羽「だから!」 はっと我に返る。 やばっ何言ってんのボク! 羽「え、いゃその…」 海「クスッ。みんな羽咲と仲良くしてやって。」 海のフォローが入る。 「当たり前じゃん!」 とみんなが言う。 海「でも」 海「かわいいからって 手を出したら怒るよ。 羽咲は僕のだから」 え、いゃ えぇぇーー!? 海は確かに友達ですが 今日会ったばかりだし!
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