ボクとキミとの出会い

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ガラガラ 羽「ギリギリセーフ…」 うゎっみんなに見られてるょ しかもなんか言ってるし… そりゃそうだよね… だって入学式にずぶ濡れって はぁ よろよろと歩き 黒板に書かれた席に座る 「間に合ったんだね」 え? ぐったりと机に突っ伏していると 頭の上で声がした。 んー?どっかで聞いた声; 羽「…ふぇっ?」 朝の彼がいた。 なんで? だってあの人僕より後に出たはずでしょ? 走ってるとき 抜かされてもないはずだし… 「あぁあのアパートね 学校への近道があるんだ 歩って3分ってとこかな?」 へ? えぇぇー?! なにそれ、 バカみたい、 しょぼんとしていると もふっ 羽「んっ」 頭に手を置かれ 撫でられた。 「今日近道教えてあげる。 一緒に帰ろっか」 ニコニコしながら頭を撫で続ける彼。 ちょっと ほんのちょっとだけ きゅんと、してしまったimage=414847096.jpg
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