ボクとキミとの出会い

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海「海。」 羽「えっ?」 海「岸田海~キシダカイ 俺の名前。君は?」 あっ名前か! そぅいや 名前知らなかった(笑) 羽「香田、、、ぅさ。」 名前だけを小さく言う。 海「え?香田なに?」 羽「ぅさ…」 海「うさ?」 羽「香田ぅ、、羽咲!」 大きな声を出したので 海は目を丸くしたが 僕がムスッとしているのを見ると クスッ と笑っていた。 バカにされたぁ! 海「いい名前だね」 羽「嫌い。」 海「なんで?」 羽「女の子みたいだし…」 このへんちくりんな名前は 母さんが付けたものだ。 女の子が欲しかった母さんは 兄さんが生まれて 僕が出来た時に 男だろうと名前は 「羽咲」にすると きかなかったらしい。 だから兄さんは 真司なのにさ ボクは羽咲! あぁなんて適当なんだ 海「俺は好き」 羽「え。」 海「羽咲。いい名前だよ。 俺は好きだな」 微笑んでいる姿が 綺麗で 俺も吊られ頬がゆるんだ。image=414800879.jpg
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