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それでも葵は俺の側にいてくれて、いつも笑顔でいてくれた。
他のどんな女の子よりも葵は誰よりも可愛いくて葵に近づく男子が許せなくて、自分がこんなにも心が狭い人間なんだと気づいたり、本当に運命を強く感じていたんだ。
生まれたのも同じ病院。
誕生日も1週間しか変わらない。
母親同士が仲がいいので、何かと顔を合わせる機会が増える事。
幼稚園のころからずっと同じクラスな事。
出席番号も変わらずにずっと一緒なこと。
どんな思い出にも必ず葵がいてくれた事。
運命と言わずにこれを何というんだろう？
俺は今でも強くそう信じている。
葵は俺にとって運命の人なんだ。
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