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んな訳あるか。
まず死んだのに気付かねぇって可笑しい。
なんで皆こう…。
確証のない話で盛り上がるかな。
俺にはまったく理解出来ない。
「あ?そういや」
久義が再び口を開く。
周りにいた女子の目線も久義に注がれた。
関係なしに、久義は言葉を紡いだ。
「今日転校してくる女子がいるんだってな」
「…女子かよっ」
なんともざんねんだ。
…女子は苦手なんだよ。
「しかも」
「えー。何ぃ?」
…特にこういう女。
俺本当ヤダ…。
「その女子さぁ…。
サーカス一団の団長娘らしいぜ?」
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