いち、出会いは突然に。

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「…花明 夢架です」 思わず…見惚れてしまった。 ロングの髪は、金に近い茶髪で。 それをサイドポニー?にしている。 目はやはり、黒よりはグレーにちかくて。 名前の日本人的な部分は見えない。 それどころか…ヨーロッパ系の人間にも見える。 たぶん、皆の第一印象は一緒。 [綺麗な人]。 「よろしくお願いします」 にこり、と彼女…花明は微笑んだ。 …あれ? 「すっげえ、可愛い…」 確かに、可愛いけど。 …目、笑ってない? 「席は…草薙の隣」 …俺かよ。 …なんか視線がすげぇ痛い。 「よろしくね、草薙くん?」 「あぁ」 にこり、と再び笑った。 …口だけで。
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