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「この腹筋やばいー!イケメンの上に割れてるとかナニコノ好素材ィィィ!!」
さらに足が震える。
これはあれか、ダンジョンのラスボスの遠吠えを入口で聴いてしまった勇者の気持ちか。
だが、恐怖と共に安心も去来した。変態でも声からして俺と同じ人間と分かるからだ。
その声は壁の反響と、随分離れた所から発せられているみたいでで男か女かわからない。
「変態に性別の差はないだろうからホモの可能性も……つかホモが可能性高いっ!あぁっ!考えたくないっ!完全密室みてえなもんじゃねえかよ…」
だが、うろたえてる暇はない。
こんな状況で変態好意に勤しめる奴なら、何か知ってもおかしくないからな。
「くそっ……」
理性では納得出来ても感情では無理だ。生理的にも無理。……キモ怖いよ。
俺は震える足をどうにかこうにか前に踏み出して、おそらく端の教室でエキサイトしているであろう変態へと近づいていく。
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