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朝。ナツ子は広場を時速300キロで元気に駆け回っていた。
私が名前を呼ぶと、ナツ子は急ブレーキをかけて停止した。
初めて見る人間に警戒しているのかな?ずっとこっちを見つめていた。
私が近づいていくと、ナツ子はこっちに向かって走ってきた。
時速300キロで。
ナツ子は私の数メートル前で華麗に飛び上がった。
そして私の首もとに重い、それは重いレッグラリアートを決めた。
やっ…やんちゃな子だな☆もう、軽く首が90度に曲がったよ。
私はナツ子の頭を撫でようとした。
痛かったけど、全力でぶつかってきてくれたのは素直に嬉しかった。
私、この子となら、やっていけそうな気がするっ…!
気付いたら私の目の前にナツ子はいなかった。
動物からジャーマンスープレックスを受けたのは初めてだった。
…今日は、ちょっとした満身創痍なのでここまでで勘弁して下さい。
明日は体重をはかったり、忙しくなるぞっ!
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