5/25

3/3
前へ
/5ページ
次へ
朝。ナツ子は広場を時速300キロで元気に駆け回っていた。 私が名前を呼ぶと、ナツ子は急ブレーキをかけて停止した。 初めて見る人間に警戒しているのかな?ずっとこっちを見つめていた。 私が近づいていくと、ナツ子はこっちに向かって走ってきた。 時速300キロで。 ナツ子は私の数メートル前で華麗に飛び上がった。 そして私の首もとに重い、それは重いレッグラリアートを決めた。 やっ…やんちゃな子だな☆もう、軽く首が90度に曲がったよ。 私はナツ子の頭を撫でようとした。 痛かったけど、全力でぶつかってきてくれたのは素直に嬉しかった。 私、この子となら、やっていけそうな気がするっ…! 気付いたら私の目の前にナツ子はいなかった。 動物からジャーマンスープレックスを受けたのは初めてだった。 …今日は、ちょっとした満身創痍なのでここまでで勘弁して下さい。 明日は体重をはかったり、忙しくなるぞっ!image=413902517.jpg
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加