主人公

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時間は7時42分、辺りがうっすらと暗く、肌寒い。 短パン半袖で陸上の練習をやっていた俺は挨拶が終わると、部室に駆け込み、制服に着替えてさっさと帰ろうとしていた。 同じ部の仲間からお疲れと言われたので、同じ言葉を返しながら自転車置き場まで走ると、喉が渇いた。 幸い校門を出るとすぐに自販機がある。 「そこでいいか・・・・」 喉の渇きに堪えながら呟き、校門を出る。 ・・・あらビックリ、不良がたむろっているではありませんか。 仕方ないので他の場所で買うことにする。 これが俺の間違いだった。 まさかあんなことになるなんて・・・・・・
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