勇者勇者

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あの野郎不吉な台詞を残していきやがって。 「熊田、大丈夫か?」 先程まで白影がいた場所を睨みつけていると、後ろから『らしくない』言葉をかけられる。 「テラ・・・・戦闘が終わると同時に威圧感を消すのをやめてくれ・・・・魔王だろ?」 「上の者が下の者の心配をしちゃ駄目なのか?」 せめてもう少し背が伸びればなぁ・・・・・ そんなことを考えていたら拳が飛んできた。 「うわ!?」 「今失礼なこと考えてただろ・・・」 「いや別に?」 鋭いなおい。 「パンダちゃん、どう?体は動く?」 次はリーマさんだった、実は今回は俺のリハビリも兼ねていたのだ。
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