優しい魔王の使い魔は

勇者勇者

「やめんか」

「「痛い！」」

そんな俺とネクラをテラが殴り、止められた。

「まったくなにをやっているんだお前らは････あと熊田、さっきの････白影？になにを言われてたんだ？」

････テラには聞こえていたようだ･･････地獄耳だな。

「近々に最強の勇者が喚びだされるってよ」

「!?」

嘘を言っても無駄だと感じたので本当のことをはっきりと言ったが、なぜか皆黙ってしまった。

『熊田ー、手入れしてくださいよー』

ゲイボルグ以外は黙ってしまっている。

「熊田、正確な日時はわかるか？」

「いや、言っていたのはそれだけだったからな」