勇者勇者

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だから死ぬわけにはいかない、なにがあってもだ。 「・・・・・・そうか」 テラが悲しそうな表情で俺の言葉を聞く、俺はそれに対してニヤリと笑い、テラの頭に手を置き、テラの髪をグシャグシャと撫で回した。 「大丈夫だって言ってるだろ?俺は今悪魔なんだ、人間になんか負けやしねえよ!」 「く、熊田!?やめろ!髪が!髪がグシャグシャになるだろうが~!」 ハイテンションでテラの頭を撫で回し、笑う。 テラもまた、つられて笑い出した。 「パンダちゃん、私もやる~」 そこにリーマさんも加わり、テラは更にもみくちゃにされるが、全員笑いだけは絶えることがなかった。
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