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「お前は悪夢をみる必要がないからな、俺のなら尚更だ」
「違いますよ熊田、私と熊田は1つなのですから、熊田の痛みは私の痛みでもあるんです」
それに・・・・とゲイボルグが俺の中に戻り、人型で出してくれと言うので人型で出す。
「私が1人ぼっちにされたような気がして怖かったんです・・・・」
しゅんとしながらゲイボルグが俺の前に立つ。
「すまないなゲイボルグ、俺は心が弱いんだ、隠すことしか知らない卑怯者なんだよ」
「お願いします、教えてください、いったいどんな悪夢だったんですか?」
武器のコイツだが、心はある、俺はその心を知らず知らずの内に壊そうとしていたようだ。
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