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「そうですよ、熊田らしくありません、熊田はもっと強気でいなきゃ駄目なんです」
「ゲイボルグ、ありがとな」
はい!と元気よく返事をしたゲイボルグの頭を撫で、そのままわしづかみにして部屋を出る。
「イタタタタタ!さっきのありがとうはなんだったんですか!?」
「いや、武器にあそこまで言われた自分のことを考えたらなんか腹がたったから・・・・・・」
ゲイボルグが暴れて俺の手から抜けだし、子供らしい豪快な走りで行ってしまった。
「まあ待て」
簡単に追いつけるんだがな。
「早いです!卑怯です!」
ジタバタ暴れるゲイボルグを脇に抱えて白影と戦っていた部屋に向かう。
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