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「お前は、俺さえ見てればいいんだよ。」
自信たっぷりの顔で、僕の顔の左側に手をついている時雨。
「何を言ってるの?俺の日下部君を惑わせないでくれるかな?日下部君は俺だけだよね。」
優しい笑顔で、僕の顔の右側に手をついてる絹。
「先輩方、僕の日下部先輩に近づかないでください。」
2人の間で、腕を組み、2人を交互に睨み付ける亮。
何かを期待している眼差しで、そんな僕達を見ている皆。
ここはとある男子校の生徒会室。
メンバーは皆、イケメンだけど…
本性は腐男子!
壁に追いやられてる僕を、誰も助けてくれる気配なし。
何で、こんなことになっちゃってんだよぉぉぉぉぉ!
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