プロローグ

2/2
2760人が本棚に入れています
本棚に追加
/129ページ
「お前は、俺さえ見てればいいんだよ。」 自信たっぷりの顔で、僕の顔の左側に手をついている時雨。 「何を言ってるの?俺の日下部君を惑わせないでくれるかな?日下部君は俺だけだよね。」 優しい笑顔で、僕の顔の右側に手をついてる絹。 「先輩方、僕の日下部先輩に近づかないでください。」 2人の間で、腕を組み、2人を交互に睨み付ける亮。 何かを期待している眼差しで、そんな僕達を見ている皆。 ここはとある男子校の生徒会室。 メンバーは皆、イケメンだけど… 本性は腐男子! 壁に追いやられてる僕を、誰も助けてくれる気配なし。 何で、こんなことになっちゃってんだよぉぉぉぉぉ! .
/129ページ

最初のコメントを投稿しよう!