第1話~姿と心~

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歩「ねぇ、子供が」 子供が横断歩道の真ん中で蹲っていた 歩が走り出す それに続いて修が走り出す 健也「おい、お前ら」 綾「また、このパターンか」 遥「パターン?」 綾「気にせんといて」 香奈「…間に合いそうにない」 横断歩道を見るとすでにトラックが結構なスピードで子供に向かっていた 周りの人が口々に「危ない」だの「誰か」と叫んでいる 2人は走るが間に合いそうにない もう、だめかと思ったとき 誰かが横断歩道に入って子供を助けた そして、無事に子供を救い出した 俺達はすぐにその子供の方に向かう 男は子供を下ろして去ろうとしたが、子供が男の服をつかんだ 男「離せ、ガキ」
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