プロローグ

3/4
前へ
/63ページ
次へ
だからといって、俺は自分が間違っているとも思わない。 だって、未来は良いことをしたから良い方に転ぶ保証はない。悪いことをしても、運よくなんてのはよくある話。 それに未来の価値観なんて人それぞれだとも思うし。 きっとこの考えがひねくれていると言われるんだろうな。 それがこの世の真理かもしれない。 つまり、世界はこんな固定概念でできているというわけだ。 それに逆らうものは異端者、狂ってるなどと思われるわけで。 人間はきっとその流れにのって生きなければならないのだ。
/63ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加