愛――序章――

3/5
前へ
/183ページ
次へ
行き場の無い情熱を、7年経った今でも持ち続けてる。 肌に触れる長い指の感触 名前を呼ぶ低い声 どこまでも夢中にさせた舌先 一緒に埋めた肌の隙間 記憶に宿る人、脳裏に焼き付いたビジョンは、今でも鮮明なまま。 その時間が戻らないというのは、承知の上。
/183ページ

最初のコメントを投稿しよう!

56人が本棚に入れています
本棚に追加