秋に入りかけたある日

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玄関まで追いかけ 皇「え、早くね何日か居るんじゃないのか!?」 何というか俺は軽く混乱していた 父「……ああ、忘れていたほら」 スーツから取り出した手紙を俺に渡して 父「色々あるが、頑張れよ我が息子よ☆」 満面の笑顔と親指をぐっとやるが 何か無駄な爽やかさに微妙に父に イラッと来たのは内緒だ 皇「……………マジかよ…」 親父が居なくなった玄関で 手紙を握りしめ呟くしか無かった それが 俺の身に起きた一つ目の 衝撃だった
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