ようjy!ようjy!

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キュナ「まあ、二つ目が 魔王様の権力が欲しい魔族ですかね」 皇「え、魔王って継承以外で取れるのか?」 絶対の物と思っていたが キュナ「まあ、現魔王様と一対一で勝てたらですが」 マジか キュナ「3つ目も似た様な感じですが 魔王様を倒して名を上げたい魔族ですかね 主に強さを求める魔族がこれに当たります」 皇「待て待て待て待て、俺は魔王の力なんざないぞ?」 まぁ空手は習ってるがそれはあくまで 『人間』の枠の中でだ 実際魔族がどれくらいすごいのか知らないが 一介の高校男児が相手にするのは命知らずではないのだろうか? キュナ「ありますよ?」 皇「え?」 きょとんとする キュナ「じゃなきゃ継げませんよ魔王の称号は一応魔族の頂点なんですから」 皇「まあ、そうだが…… だが俺は並外れた力なんか出した事が無いぞ?」 キュナ「それは前魔王様から受け継いだ 『魔力』が目覚めてないからですね 多分魔王様の身体に眠った状態なんだと思います」 またえらい力が出て来たな 皇「んで、それを目覚めさせる方法は?」 キュナ「わかりません」 皇「…………は?」 キュナ「ですからわからないんですって 目覚めるのが 怒りなのか 何かしらの思いなのか はたまた別の何かなのか」 皇「………はあああああああああっ!?」
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