覚醒

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?「お前が魔王か」 その声が聞こえた瞬間 皇「………ああ」 俺は一気に四肢を引き締めいつでも 逃げれる状態にしておいた…が ?「そうか」 そいつは既に俺の前で大剣を振り上げていた 皇「!!!!!」 避けれたのは反射だろう 跳ねる様に俺は横に跳んだ そいつの大剣が軽く地面を蹂躙して めり込む うげ、マジかよ キュナ「魔王様ーっ!」 そこに追い付いたキュナが 爪を伸ばし 男に突貫する 皇「ばっ…!?」 止めようとしたが直ぐに考えを改める 簡単だ 目の前で人間離れした戦いが始まったのだ キュナの爪がコンクリート、地面、木等に 触れる度にバターの様に切り刻まれて行く 男は大剣を軽々と扱い キュナの攻撃をしのぎつつ 自分も攻撃を繰り返す だがまだ男には余裕すら見える ?「ふんっ!」 大剣を利用しキュナの腕を弾き そのまま回し蹴りをキュナの腹部にめり込ます キュナ「かっ………はっ……」 小さな身体が簡単に吹き飛び 地面を一回、二回と跳ねて止まる
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