覚醒

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異変に気付いた男は身構える 何故なら 先程から空気自体が振動するかのように 辺りのもの全てが振動しているからだ キュナ「魔王……様…?」 気が付いたキュナは驚いている 当たり前か…格好はおろか 髪型に髪の色更に身長や体格まで変わってんだから 皇「……いいから…休め」 そっと 寝かせてやり 皇「…待たせたな」 男に向き直る ?「ようやく覚醒したか、全力を出されずに勝っても意味が無い」 皇「うるせぇ…こちとら急で覚醒の仕方なんざ知らなかったんだからよ」 身体から無限に近い力が溢れる 本能が力の扱い方を理解する 一歩を踏み出しただけで 重圧が男を襲う ?「成る程…だが不完全……しかもその光の翼……貴様が覚醒して居られるタイマーの役割の様だな」 皇「ああ、そうみたいだな」 良く見ると六芒星の三角の一つが少しづつ 消えて行っていた 皇「悪りぃけど…加減は出来ねぇからな」 魔方陣を展開し 四肢に再び力を込める ?「結構だよ」 男も構える 皇「そりゃ… ドンッ! 良かった」 一瞬にして俺の腕は男の鎧を貫き 身体を貫通していたimage=414791143.jpg
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