覚醒

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数分後… 俺達はベンチに座っていた なぜまだいるかって? 魔王化が解けていないのと キュナがまだ気絶してるからだ とりあえず時間が立てば戻るっぽいので キュナの頭を膝に乗せて 待っているという訳だ キュナ「……ん…」 そろそろ起きねぇかな こっちまで疲れて来る キュナ「ああっ……魔王様…まだダメ…ゆっくり…はぅうんっ…激しっ…い……」 皇「起きろコラアアアアッ!」 誰かが聞いたら盛大に勘違いされんだろうが 頬っぺたを掴み思い切りつねる 思いの外伸びた キュナ「いひゃいいひゃいいひゃい!ごめんなしゃいごめんなしゃい!」 半泣きしながら起きたので 頬っぺたを解放してやる 皇「おう、起きたか」 キュナ「うぅ、せっかく良い淫夢が見れたのに」 頬っぺたを押さえながら半泣きで 皇「俺にとっては史上最悪な夢だよ」 おれはロ リ (ピー) ン扱いにはなりたくないんだ キュナ「あっ…魔王様っ…覚醒なされたんですか!?」俺の姿を見て再び驚き 皇「あと少しで元に戻るけどな」 既に三角は無くなり最後は 円の部分のみだ 皇「じゃあ帰るぞ、そろそろ母さんがしびれ切らして 探して来るだろうしな」 ため息をつき エコバックを持って立ち上がり
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