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ルナ「…空いてるわよ、どうぞ」
かちゃ…
皇「………」
入った後少々首を傾げて
ルナ「?
どうしたの?」
皇「いや、何か結構物音がしてたからさ
何となく気になっただけ」
そういって苦笑して
ルナ「そう?さっきまで荷物を整理してたからかしらね?
【おおお落ち着け私、苦笑で骨抜きになるな深呼吸、深呼吸…/////】」
わざと辺りを見るふりをして
そっぽを向いて
ルナ「それで、なんの用?」
皇「ああ、悪い悪い
ただ風呂空いたから良かったら入ってくれって言いに来ただけなんだ」
ああ、成る程
通りで格好がラフ過ぎる訳だ
上はTシャツだけだし
何を隠そう
皇は寝る前、パン1にTシャツというラフ過ぎる格好でいつも寝ているのだ
皇「………どした、顔が赤いぞ?」
ルナ「うえっ///?」
少々すっとんきょうな声を出して
顔に手を当てて
まずい
いつの間にか顔が赤くなってたのか
皇「熱でもあったら大変だ
ちょっとおでこ借りるぞ」
ぴと
ルナ「………へ?
【ひゃあああああああっ////!?】」
驚くのも無理はない
顔がまん前にあるのだ
愛しい人の顔が
最早一発でパニック状態になった彼女は
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