一章🆕

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「…い…ろ…きろ…おい、起きろ!」 「わぁ!って、ここどこ?」 燐が今いる場所は森の中だった。 何かおとぎ話に出てくるような場所だった。 とりあえず立ち上がる。服に違和感を覚え、見てみると制服だったのが袴になっていて、袖は無く下は太もものところからチャイナ服みたいに切れていた。 可愛いと呟いて蒼龍を腰に差す。 すると、どこからか歌が聞こえてきた。 私達は歌が聞こえるほうに進む。 暫く歩くと小さな丘の上に散りかけの桜が一本 周りでは桜の精霊が歌っていた。 私達はその歌声に酔いしれた。
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