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「…い…ろ…きろ…おい、起きろ!」
「わぁ!って、ここどこ?」
燐が今いる場所は森の中だった。
何かおとぎ話に出てくるような場所だった。
とりあえず立ち上がる。服に違和感を覚え、見てみると制服だったのが袴になっていて、袖は無く下は太もものところからチャイナ服みたいに切れていた。
可愛いと呟いて蒼龍を腰に差す。
すると、どこからか歌が聞こえてきた。
私達は歌が聞こえるほうに進む。
暫く歩くと小さな丘の上に散りかけの桜が一本
周りでは桜の精霊が歌っていた。
私達はその歌声に酔いしれた。
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