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クロム「……んで、その子――マカって子はどこに?」
イヴ「ん?ああ、あの子ならもう鯱っちと聖夜っちのお城の方に向かってるよ。今頃はもう着いてるんじゃないかな?」
…………はい?
クロム「…………え?」
イヴ「だって、クロクロがこの話を断るなんて微塵も思ってなかったし♪」
ええぇえ…………
~魔王城~
――ギイィィ……
相変わらず重たい音をさせ、魔王城の扉が開く
――カツ……カツ……
遠慮がちに響く一つの足音
しかし緊張しているというわけではなく、何か事務的な……そこに感情の無い様な歩き方
そんな足音の主に今、何処からともなく……
"化け物"が飛び掛かった
オルカ「Welcome to my castleだおっっ♪♪♪」
突如、そう言って抱き着いて来た、見た目12歳程度の少年……いや"化け物"
次の瞬間、その"化け物"がマカの渾身のボディブローを食らい、地に落ちたのは言うまでもないのであった←
~end~
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