天使の笑顔

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およそ20分前。 私はいつものメンバー、美香、弘美と共にカラオケを楽しんでいた。 女子だけといいものは、気心が知れた仲だと随分と気持ちもOPENになるもので。 予定があると言いつつ、特に何もなくカラオケ屋に入ったので完璧に私は油断し、騒いでいた。 そんな所に突如として美香の携帯が鳴り響く。 「美香が浮気よ!弘美!美香が私と言うものがありながら浮気をしにいったわ!」 なんて、マイクで大声で叫んでいた。 だが、そんな私達を気にも止める事はない美香。 それが素敵でもあるが、構ってもらえないのは少し寂しい。 とか思ってるうちに美香が再び入室。 ものの1、2分だった。 「おかえり~…」 そう備え付けのマッサージチェアで寛ぎながら私は美香を出迎えた。 弘美も歌っていた曲を中断して美香を出迎える。 だが、私達の視線は後ろに控えて入ってきた男子2人へ。 ………誰ですか? そう思ったけれど、室内に鳴り響く音楽のせいで私達の声は掻き消された。 結局、名前も知らない男子2人と共にカラオケを現在続けている状態になってしまっている。
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