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所変わって日付も変わって学校である。
決して描写がめんどくさくていろいろすっ飛ばしたわけじゃない。文句あるなら作者に言え。
落ちてきた電波女が言うには、
天界でハルマゲドンが起きた。サキュバスがなんか重要な役目をもって人間界にちょくちょく来てるようなので原因を突き止めたい。とりあえず煩悩まみれな男にくっついてりゃサキュバスが寄ってくるだろう。
という馬鹿馬鹿しい思考から俺のところにバカ天使がやってきたらしい。
ばーか。
「ちーっす」
教室に入る。
「あ、えっと、名前なんだったっけ」
「えっと、なんだったかな……。剣崎……」
作者が適当に決めたから名前が思い出せないぞ。とりあえずキャラ紹介をみて思い出そう……。
「剣崎ソウヤだ」
「あ、ソウヤくん、おはよう」
この巨乳は……、また名前が思い出せん。えっと、姫宮アルカだ。俺の幼なじみで、馬鹿だが巨乳だ。
「今日の一限って数学だっけ」
「そうだよー」
他愛ない会話をしながら席に向かう。と、そこには──!
「おはよう、ソウヤ」
「なんでお前がここにいる……!」
落ちてきた天使がいた。
「クラスメイトだからに決まってるじゃん?」
「こんな人知りません。ソウヤくんに馴れ馴れしく話しかけないでくれますか。うざいです。消えてください」
アルカが怖い目で天使を睨みながら言った。
こいつ、ヤンデレなのだ。はっはー。怖いね。
「えっ、魔法が効いてない……。どゆことやねん」
天使がブツブツつぶやいているが、アルカがかばんをフルスイングして天使にぶつけた。
ドーン。
「なにするんや! 誰に向かって手えあげんたんか分かっとんのか自分? え?」
天使が叫ぶ。鼻血出てるぞ。
「どいてください。ソウヤくんに近づかないでください。もう一度言いましょうか?」
今度は拳が頬にめり込んだ。あーあ。こいつ、馬鹿だけど一途で攻撃力も抜群なんだぜ。
「くっ。今日のところはここまでにしといたるわ。覚えとき!」
天使は窓から飛び降りた。二秒くらいあとにべちゃって音がしたけど気のせいだと思う。
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