第1章☆恋がはじまる予感

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職場の歓迎会の後 たまたま流れついたお洒落なBar。 淡いオレンジ色の間接照明が、カウンターの中にいる彼をほのかに照らしていた。 男性らしからぬ綺麗な細長い手で、可憐に振るシェーカー。 まるでパフォーマンスを見せられているような? 魅せるシェーカーさばきを披露する彼。 いつのまにかそんな彼から目が離せなくなっていた。 ダークブラウンの柔らかそうな髪質。 どこか近寄りがたいクールな雰囲気。 そんな彼との出会いで、私の生活は一変する。 心が揺さぶられるような 本気の恋の幕開けだった。
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