0人が本棚に入れています
本棚に追加
「ザァーザァー」
降りしきる雨
入学式なのに悪天候。
その中傘をさしピチャピチャと音を立てながら歩く生徒や社会人
歩く人の中に一際珍しいオーラを放ちズカズカと歩く生徒が居る…
「…だりぃ」
頭を掻き、だるそうに歩く主人公雨音悸夾だ。
やはり珍しいオーラを放っている為、周りの人は避けて歩いている。
こんな事は前からあった主人公。最初はすごく嫌で違う道を通っていたが今になると平気になった主人公。…主人公主人公うるせぇって思った奴にはドロップキックだ。
「おーい!!悸夾ー」
と大声で言い、ピチャピチャ音をならし走ってくる奴が来た
「おっす、悸夾」(ニカッ
この珍しいうざさオーラを出している奴が悸夾の幼なじみ、綾部琉季だ。
「いやぁ今日は悪天候で最悪だよなぁ~入学式だっつうのに」(ヘラッ
「悪天候よりもお前に会った事が一番最悪」(キッ
「Σそんな事言うなよぉ…ここまでお前の世話してやってたのは誰?俺だろ?俺…泣いちゃう…」
「…うぜぇよ、琉季。いいから黙れ」
「ぐぬっ…悸夾なんて知らないっ!!」
と怒りながらも悸夾の服についた水滴を拭き取る琉季。
「…ふん。見つけた…珍しいオーラを…」(ニタリ
屋根の上から悸夾と琉季を見下ろす謎の女__
この女のせいで悸夾の人生は大きく変わる__
最初のコメントを投稿しよう!