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夢を、みた。
俺が死ぬ。
胸にナイフを刺され、血が流れ、止まらなくなり…死ぬ……だが死ぬ前に目を覚ましたようだ。
「……ふぅ」
シャツは汗でびっしょりに。
久し振りにこんな夢をみたな。
誰に刺されたかもわからない、そんな夢なんて。
夢でよかったと思う反面、続きはどうなるのかなんて気になったりする。
ま、死にたくはないけどな。
「雅史ーーー!もう学校行く時間じゃないの?」
下から声が聞こえた。
その声が一層ここが現実だということを証明してくれる。
「今いくよー」
とりあえず、汗だくで学校なんていけない。
シャワーを浴びることにした。
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