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「テンクウだって、私たちと一緒だよ?
テンクウだって、生きているんだよ?
なのに化け物なんて、どうしてそんな酷い事を言うの?
羽根が生えてるからって、テンクウは仲間はずれなの?
イヤだよ、そんなの!
テンクウは私の大切な人…!」
ミヤの叫びに、街の人はかんがえました。
「ごめんね」
街の人が、いいました。
「ごめんね。
その子の言う通りだよ。
君だって生きているのに。
僕が間違っていたんだ」
手を差し伸べられました。
テンクウは、涙を拭って笑います。
「ありがとう」
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