「短編小説2」

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高速に乗って約1時間くらい経ち、休憩がてらにSAに寄ることにした。 予定してた時間よりも、出るのが遅くなってしまいお昼前になっていた。 お昼に実家に着くようにするつもりだったが、連日の疲れが溜まっていたみたいで、目覚ましに気付かずに起きるのが遅くなった。 車を止めて母さんの携帯に電話して、お昼は食べていくことを伝えた。 「人多いなぁ」 休日ってこともあり、SAには結構な人がいた。 中に入ると、フードコーナーは満席に見えるほどだ。 「…これ、座れんのかよ」 とりあえず買った食券を渡して、空いてる席を探すことにした。 見てる限りでは空席がない気がしたが、歩き回ってみてみると以外にもいくつか空席があった。 だけど、席を取っといてる人がいるみたいで座ることができないでいた。
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