「短編小説1」

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「そうゆうことね♪最初からそう言えばいいのに~。翔君はダメだね!向日葵はね、私の大好きで大切な花なんだぁ。思い出…とまではいかないかもしんないけど。大切な花なの♪」 「ふぅん。そんなの初めて知ったよ」 「まぁ、結構前だけどハムスター飼ってたのは知ってるでしょ?」 花奈さんが言っている、ハムスターのことは知っていた。 確か名前は…―― 姫だったかな?メスのジャンガリアンだったような。 飼いに行ったとき、なぜか僕まで連れてかれたのを覚えている。 それから大切にしていたけど、死んじゃったことを聞いていた。 「姫の事でしょ?知ってるよ。飼いに連れてかれたんだし」 「あれ?そうだっけか?まぁそれは別にいいとして。姫ちゃん、庭に埋めて好きな向日葵の種も一緒に埋めたら、向日葵が育ったの!!」 種埋めたら出てくるのは、普通なんじゃないの? そんな疑問がありながらも、話していると何故か花奈さんの家の前に。
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