港街編

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サ「はっここは?」 桃太郎と目が合う。 ガクガクプルプル。 サ「もも様?なんでそんなに濡れてるのかな~?」 幸子は精一杯かわいく言ってみた。 キ「幸子、キモッ。」 鬼の形相の桃太郎。 モ「泳げるようにしてやろう、幸子。」 サ「もも様~、幸子は幸子は、もう十分に遊んだよ、早く街に行かないと。」 幸子を掴みズルズル引きずる桃太郎。 ス「あわれじゃ。」 サ「ごめんなさい~、幸子は、幸子は~~ゴボッゴボッ。」 幸子、がんばるだ、桃太郎はなんだかんだ言いながらも助けてくれたんだ。 きっと幸子が大好きなはず。たぶん。 サ「ほんとに?」 信じるだ幸子。 サ「幸子は、そんなシャイなもも様が好き。」
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