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馬車に近ずき、幸子は気付く。
サ「ほっ蛍ちゃん?、なにを作ってるのかな?」
キ「お城。」
幸子は我が目を疑った、ここまで完璧に、そして、大きなお城が作れるものかと。
サ「蛍ちゃん、すごっ。」
幸子は思った、ここになら住める。
キ「入っても、いい。」
サ「いいの?。」
お城に入城する幸子。
お城を壊す蛍。
崩れゆく城の中で幸子は。
やっぱりなのね、幸子は、幸子は、こんなんばっか~~。
幸子はまた例の場所に行ったらしい。
幸子、がんばるだ、きっといつかいじめられない日がくるぞ、楽しい未来が待ってるぞ。
サ「幸子は、いじめられてなんかないんだから、楽しくみんなとあそんでるんだからね。」
幸子よ、目からこぼれてるそれはなんだ。」
サ「こっこれは青春の汗なんだから~。」
幸子、古いぞ、ものすごく。
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