港街編

6/6
前へ
/144ページ
次へ
馬車に近ずき、幸子は気付く。 サ「ほっ蛍ちゃん?、なにを作ってるのかな?」 キ「お城。」 幸子は我が目を疑った、ここまで完璧に、そして、大きなお城が作れるものかと。 サ「蛍ちゃん、すごっ。」 幸子は思った、ここになら住める。 キ「入っても、いい。」 サ「いいの?。」 お城に入城する幸子。 お城を壊す蛍。 崩れゆく城の中で幸子は。 やっぱりなのね、幸子は、幸子は、こんなんばっか~~。 幸子はまた例の場所に行ったらしい。 幸子、がんばるだ、きっといつかいじめられない日がくるぞ、楽しい未来が待ってるぞ。 サ「幸子は、いじめられてなんかないんだから、楽しくみんなとあそんでるんだからね。」 幸子よ、目からこぼれてるそれはなんだ。」 サ「こっこれは青春の汗なんだから~。」 幸子、古いぞ、ものすごく。
/144ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加