出会い、犬編。
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一時後。 モ「お座り!」 スタッ。座る幸子。 モ「お手!」 サッ。手を出す幸子。 モ「チィ、出来るのはこれだけか、駄犬が!」 それでも尻尾をフル幸子。 どうした幸子?。いったいなにがあったんだ? そう彼女は見てしまった、彼の本性を、そして直感した、動物ならではのその本能で。 逆らえばやられる。 幸子はまだ死にたくなかった。
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