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そして裏口から出てくる桃太郎と、一人の少女。
なにこの子?もも様の上着貸してもらってるし。
モ「駄犬、入ってすぐ左の部屋の荷をすぐ馬車に運べ。」
サ「サーイエッサー。」
訳もわからず次々と運ぶ幸子。
そして運び終わると。
モ「行くぞ駄犬、街を出ろ、急げ!!」
サ「はっはい~」。
馬車を引き、全速力で走る幸子。街が見えなくなったころ。
モ「よし、いいだろう。」
止まる幸子。
サ「もも様~、お願いですから教えてくださいよ~。」
、
、、、、
、、、、、、、、
サ「そんな、またもやスルー。幸子は、幸子は~。」
唇を噛み締め、一人泣く幸子。しかたないナレーションがお教えしよう。
サ「えっほんと?」
だが待て次回。
次回は関係者の証言を元にナレーションがお送りする、幸子の為の物語。
では待て次回。
サ「またみてね~。」
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