隣町解説編

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証言5使われた鬼 鬼「俺には野心があったんだ、だから俺は。」 ナ「どうゆう事ですか?」 俺「あいつは言ったんだ、一番になりたくありませんか?お頭に。力を貸しますよって。」 ナ「それで?」 鬼「だから俺はあいつに渡したんだ、牢屋の鍵を。」 ナ「貴方だったんですか?鍵を渡したのは。」 鬼「そうだ、取引したんだ、鍵を渡せば力を貸すって、そしてみんなに伝えろって、裏から逃げろ、正面はもうダメだって。みんなパニックだったんだ、我先に裏口に逃げていったよ。」 ナ「なるほどそれで。」 鬼「あいつに言われたんだそうしろって、あと正面玄関の門番も退かして、爆発がおさまったら帰ってこいって。」 ナ「でもそれでは一番にはなれないでしょ?この街のお頭には。」 鬼「俺達にはルールがある、一番勇敢な者がお頭になれるんだ。だから俺は門番を変わり、誰もいない正面で待って、そこに残って火を消したと言う、それで全てが上手くいくはずだったんだ。」 ナ「なるほど、そうゆう訳でしたか。」 鬼「あいつはお頭を裏に誘導する予定だったんだ。」 ナ「お頭に紹介したんですか?」 鬼「それが一番うまくいくからって。」
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