暴君。

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サ「もう少しでつくよ、蛍ちゃん。」 幸子にはわかる、もも様の匂い。だって幸子、犬神だもん、駄犬じゃないんだから。 それに、もし、わからなかったら。ガクガクプルプル。 そうか幸子、怖くて逃げれなかったんだな、心の隅々まで、奴の恐怖に犯されて。 がんばれ幸子、いつか奴も優しくしてくれる日がくるかもよ? サ「ホントに?」 、 、、、、 、、、、、、、、 そして場面はかわり。 サ「待って、なんでスルーなの~?」
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