暴君。

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ここに入れられて、どれだけ時間がたっただろうか、蛍ちゃんは寝たまんまだし、幸子、寂しい。 どうすればいいの?もも様。キジ子の頭を撫でながら考える、が、なにも出てこない。 馬鹿じゃないよ、たまたまなにも考えつかないだけなんだからね。 ガチャ、扉が開き。 そして入ってきたのは。 モ「出ろ、駄犬行くぞ。」 サ「サーイェサー」 素早く立ち上がり、返事をする幸子。 牢屋を出ると、看守達は気絶していた。珍しく実力行使? 外をうかがいながら気付かれないよう移動する。 モ「キジ、ココに火をつけろ。」 もも様~放火はダメですよ。 そこを触るキジ子。メラメラと燃えだす柱。 モ「行くぞ」
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