暴君。

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その後数ヶ所に放火しつつ移動し、今は馬車の中。 鬼達の注意が消火活動にむく中、馬車はゆっくり砦を後にするのでした。 サ「なんとか逃げれましたね。もも様。」 モ「駄犬、あの丘の上に行け。」 あの丘、あたし達が最初に着いた場所。 サ「あそこになにがあるんですか~?」 モ「いいから、急げ。」 幸子は喜んだ、返事をしてもらえた事に。 幸子よ普段どれだけ無視されてんだ? サ「それは、きかないで~」 幸子は泣いた。
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