南街編

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モ「拾うのなら自分で面倒みるんだな。」 幸子は何が起こったのか理解出来ず、立ち尽くす。 サ「えっ?いいんですか?もも様?」 モ「好きにしろ。」 サ「あっありがとうございます~。」 だが桃太郎よ、犬、猫じゃないんだぞ、いいのかそれで主人公。 幸子は馬車を止め老人に近づく。 サ「おじいちゃん、大丈夫~?」 老人を抱え起こす。 サ「キャッ!」 老人「ホッホッホッー若い方はハリが違いますなー。」 サ「ちょっ幸子のオシリさわらないで~。」 叫びながら全力で老人を投げ飛ばす幸子。 キラッーン、老人は星になった。 幸子よいくらなんでもやりすぎだ。 だって、だって幸子、悪くないもん。 老人「いやいや、ワシは大丈夫じゃよ。よければ飲み物をわけていただけんかのぉ?」 なに?できる、このジジィ。幸子は思った。
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