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宿屋の前で泣きながら立ち尽くす幸子。桃太郎にあうのが怖かった、なにも出来ず、皆に助けられ一人で帰ってきた事が、桃太郎になんと言えばいいかわからず、ただその場で泣いていた。
ガラッ。
扉が開き。
モ「馬鹿が、早く入れ。」
幸子は桃太郎に抱き付き泣いた。そのまま幸子を持ち上げ部屋に帰る桃太郎。
部屋に着き。
モ「蛍、出来る範囲でいい、馬鹿共を助けてこい。」
無言でうなずく蛍、そのまま窓から消えていった。
モ「でっなにがあった?」
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